社員対談

船に乗って海を走る「海上職」と、船の運航を支える「陸上職」。この2つの職種が活躍していることが、海運業界の特徴です。ではNSユナイテッド海運では、お互いにどんな連携を取りながら仕事をしているのでしょうか。

PROFILE

大野 航海上職

安全管理グループ 海務チーム

2016年入社(中途)/海洋工学部卒

2012年に大学を卒業後、外航海運会社に入社し、航海士としてキャリアを重ねました。その後、当社に転職。経験を活かして即戦力として活躍できることと、企業として抜群の安定性を備えていることに惹かれて入社を決めました。

PROFILE

武藤 奈津子陸上職

不定期船グループ 遠洋二チーム

2011年入社/教養学部卒

幅広い業界の説明会に参加する中で海運業界を知り、日本経済全般を支えられる業界であることに惹かれました。当社に決めたのは、面接等でも自分を飾らずに表現することができたから。“素”のままでいられることに、自分に合う会社だと感じました。

“攻め”と“守り”のよい
バランスで前へ

大野
同じ海運業界で当社に転職してきて一番驚いたのは、少数精鋭の組織であることでした。当社では社員1人で複数の業務を担当しており、誰もがそれぞれの分野についてスペシャリストであると同時に、広い知識を有するゼネラリストであることが求められることです。
武藤
そうですね。少数精鋭だから1人ひとりに任される裁量が大きく、若手のうちから責任ある仕事ができます。だから成長も早いのでしょう。
大野
部門の垣根が低く、誰とでも気軽に相談できる雰囲気もありますね。
武藤
ちょうどいい規模の組織だからだと思うんです。この業界には部門ごとに国が異なる会社もあり、一つの質問を投げかけると、答えが返ってくるまでに地球を一周してしまうことも珍しくないと聞いたことがあります。その点当社は東京本社の2フロアに集約されているから、他部門の人にも直接顔を見て質問できます。
大野
特に武藤さんたち営業部門の方と、我々技術部門は非常に密接ですね。私は海上職として実際に船に乗っていましたから、船のこと、海のことについてはスペシャリストでなければならないと感じています。
武藤
大野さんには、いつも助けていただいています。例えば船が損傷した場合、このまま予定通り走らせて大丈夫かどうか、経験のない私には判断できないことが多いんです。そんなときは、現場の写真を手に同じフロアの大野さんの席まで相談に行きます。
大野
写真を見れば、自分の経験から船の上で修理しながら走れるかどうかが、判断できる場合もあります。
武藤
台風にぶつかりそうなときも運航プランの相談に乗ってもらうし、とても頼りにしています。
大野
武藤さんたち陸上職の仕事は、いかに船を走らせてビジネスを進めていくかという“攻め”の仕事じゃないですか。それに対して我々海上職の仕事は、いかに船と船員を守るかという“守り”の仕事だと思います。この“攻め”と“守り”の両輪がうまくバランスを取ることで、会社はまっすぐに進んでいけるのでしょう。

研修の機会が多いことも
魅力の一つ

武藤
私の所属する不定期船グループでは比較的小型の船を担当し、お客さまのご要望に合わせて貨物を運ぶ仕事をしています。非鉄金属、石炭、穀物、飼料など日々の生活・産業に欠かせない貨物の輸送に携われることがやりがいです。
大野
私は不定期船グループの船舶管理監督業務を担当しています。武藤さんたちの運航管理業務がスムーズに進むよう、技術的な支援やトラブル対応などを通じて、サポートすることが役目です。
武藤
海運業界の仕事はどれもダイナミックで、私の仕事も陸上にいながら世界中の海を航行中の船舶のオペレーションをするという醍醐味を感じます。自分の担当している船が遠くの海を走っているというのは、大きな喜びです。
大野
陸上職として難しいのはどんなところですか。
武藤
やはり天候には悩まされます。特に台風には苦労しますね。以前、名古屋の代理店に研修で伺ったときは、2週間で2度も台風の直撃に遭いました。港の近くだったこともあり、現場でのご苦労を目にして、私たちが船に提供する気象情報の重要さを改めて認識しました。
大野
今、研修の話がでましたが、当社は研修の機会が多いことも特徴です。私は航海士ですので必要な資格は既に取得してから入社したのですが、それでも入社後にさまざまな研修を受けています。フィリピンのマニラでの研修は特に印象深かったですよ。
武藤
海外での研修には、日本国内にはない特徴があるんですか?
大野
例えば消防訓練などは実際に火事を発生させて行うなど、かなりダイナミックでした。仕事で一緒に乗船するのはフィリピン人の船員が多いので、その点でもフィリピンで研修を受けられるのは意義深いです。
武藤
陸上職の研修としては代理店研修、乗船研修、海外研修があります。私はまだ代理店研修しか受けていないのですが、港で船長と話したり、入出港に必要な手続きを取ったりと、現場での仕事を経験したことで多くの学びを得ました。
大野
乗船研修もぜひ受けられるといいですよ。実際に船に乗ることで、陸上からの指示一つでどれだけの人間が作業をするかが分かり、仕事のスケールをよりリアルに実感できると思います。

時代の変化にいち早く対応する

武藤
さきほど当社は部門間の壁が低いというお話があったけれど、仕事を離れても人間関係はフランクですね。飲み会は多いですし、一緒にゴルフや野球を楽しむこともあります。
大野
社員同士のつながりを大切にする、ウェットな文化がありますね。
武藤
一方でフレックス制度を導入したり、書類の電子化を一気に進めたりと、時代の変化に非常に柔軟でもあります。コロナ禍でリモートワークが広がったときも対応は早くて、スムーズに在宅勤務に移行できました。
大野
確かにWeb会議の導入も早かったですね。それも上層部ほど、新しいことに対して前のめりに取り組んでいる印象を受けましたね。
武藤
大野さんは、これからのキャリアプランについてどうお考えですか。
大野
航海士として海上で数年の経験を積み、今はその経験を活かして陸上職として働いています。次はこの経験を海上職で活かしたいので、いずれまた船に乗って海に出たいと思っています。
武藤
陸上と海上、交互に経験を重ねていくわけですね。
大野
ええ。我々は武藤さんたちの相談役ではあるものの、我々も相談を受けることによって新しい営業知識、技術、経験を身につけています。そうした学びを財産として、海上での勤務にフィードバックしたいですね。
武藤
私は2人の子どもがいて、2回の育児休業を取得して復職しました。現在は時短勤務制度を利用して働いています。海運業界には女性が少ないですから、私自身、あとに続く後輩たちのロールモデルにならなきゃと思っています。かつてに比べて今はずいぶんと多様な働き方ができるようになりました。男女ともにより働きやすい環境を作っていく、その一助になれたらと考えています。

MESSAGE

会社というのは、実際に入ってみなくてはわからない面もあるでしょう。少しでもそうしたギャップを埋めるために、社員の話を聞いて、リアルな社風を感じ取ることが大切です。ぜひ生き生きと輝ける場所を見つけてください。

就職活動は社会の仕組みを学べるチャンスです。志望業界に限定せず、さまざまな業界に目を向けて話を聞いてください。その経験はご自分の視野を広げ、世界を広げてくれることにきっと役立つはずです。

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